ワークショップ
「本音で語る原子力政策 Part II −地層処分を考える」

どうするのか決まっていなかった高レベル放射性廃棄物。
地下深く埋設する「地層処分」の候補地が公募されています。
はたして、この問題はよく知られているのでしょうか、
いまの地層処分の進め方に問題はないのでしょうか、
そもそも地層処分を選ぶしか、すべがないのでしょうか?
この問題をあらためて考え直してみましょう。


(チラシ表画像)(チラシ裏画像)

第1部(10:00〜12:00)

第2部(13:00〜16:30)

日 時

会 場

参加費

主 催

申込みおよび問合せ

このワークショップの開催には 高木基金 の助成を受けています。

ワークショップの開催にあたって

原子力発電の賛否をめぐる議論には、激しい対立が続いてきています。けれども原子力が当初考えられていたようには「夢のエネルギー」ではなくなっている今、原子力を社会のなかでどう位置づけていくかについて、推進する側と反対する側、そしてどちらとも明確に判断しかねる人々のあいだで、議論を共有できる点もあるのではないでしょうか。

私たち地層処分問題研究グループは、高レベル放射性廃棄物の地層処分を批判的に検討してきました。私たちは、いま進められている処分地の公募で宣伝されているように「地層処分は安全」と言い切ることはできないと考えています。

この問題はどんな方法を選ばねばならないにせよ、どのように決めていくかが大事な問題であり、原子力について考え方の違う者のあいだでも議論を重ねて認識を共有する必要があります。

私たちは、上に記した「本音の議論の共有」という目的で、本年7月に本ワークショップPart I「どうする再処理」を開催しました。時間的な制限もあって参加者の方々との十分な意見交換はできませんでしたが、六ヶ所再処理工場をこのまま稼動させることへの疑問と同時に、「本音の議論」を共有する場がまだまだ不足していることが改めて確認されました。今回は時間を長く設定し、現在の地層処分の政策・計画から解きほぐしていきながら、高レベル放射性廃棄物の問題にどのような接点を見出せるのか、考えていきたいと思います。

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